この記事では「材料力学とは一体どんな学問なのか?」という疑問を解消していく記事となります。
さて、この記事を読んでいただいている方々は、建築関係についてを学んでいる人たちだと思います。大学で学ぶという人が多いはずですが、そこで「材料力学の授業があるけどこれって一体何のための学問なんだろう、、」と考える人もいるのではないかと思います。この記事では、そんな方々の疑問に対する答えを書いていきますのでよろしくお願いします。
建築学科が学ぶ材料力学とは?概要を解説!
まず初めに「材料力学とは?」に対する答えをズバリ回答します。材料力学とは、固体の力学と材料学を組み合わせ、理論と実験によって合理的な強度設計を最終目的とする工学の一分野です。
建築学科に所属している人などは、自分が設計した建築が構造的に成り立つのか計算する機会があるでしょう。そんな時に必要となるのがこの材料力学の知識です。
機械や構造物を設計・製作をしようと考えた際に、それぞれの部分が想定した期間中に破壊してしまったりおかしな変形を起こしたりしないためにも、この材料力学計算は必須です。また計算を突き詰めることで、余計な材料をカットすることで、経済的にも見合った建築に改善することができるかもしれません。
そもそも建築とは『身を守るための箱』と考えることもできますから、それが崩壊してしまっては元も子もありません。そんな事態が起こってしまわないためにも、この材料力学の知識は必要となってきます。
材料力学ではどんな計算をするの?例題を紹介!
では、材料力学では実際にどんな計算をするのでしょうか。
材料力学を勉強しているということは、あなたは大学生以上であるはずです。そして理系の大学受験のために理科の物理を勉強しているでしょう。
材料力学をいう学問は、その高校で勉強してきた物理の力学の拡張と言っても過言ではありません。よって「しっかり高校物理の力学を理解している!」という方は、そこまで難しい内容ではありません。
とは言っても、大学ではよく理解していないまま授業が進んでしまうと何が何だか分からなくなってしまうこともあります。このサイトを参考にしつつ、勉強を進めて言っていただけると幸いです。
さて、建築学科が学ぶ材料力学の例題についてですが、このサイトでは数多くの演習問題を紹介しています。この記事の最後の関連記事のところで演習問題をいくつか紹介しますので、そちらを例題として解いて見てください。解答と答えも合わせて載せているので、勉強になると思いますよ。