この記事では鉄筋コンクリートの材料定数についてまとめています。
鉄筋コンクリートの材料定数まとめ
材料 | 弾性係数[N/mm²] | ポアソン比 | 線膨張係数[1/℃] |
鉄筋 | 2.05×10⁵ | – | 1.0×10^(-5) |
コンクリート | 3.35×10⁴× (γ/24)²×(Fc/60)^(1/3) | 0.2 | 1.0×10^(-5) |
γ:コンクリートの気乾体積重量[kN/m³]
Fc:コンクリートの設計基準強度[N/mm²]
鉄筋コンクリートで鉄筋とコンクリートが使われている最大の理由は、鉄筋とコンクリートの線膨張係数が一致しているところにあります。線膨張係数が一致しているため、鉄筋コンクリートの温度が上がって鉄筋とコンクリートが膨張しても同じ割合で膨張します。そのため構造的な強さは損なわれません。